2011年12月30日金曜日

JPBA(日本プロポケットビリヤード連盟)2012年のスケジュール

有名選手のプレーが見られますよ!

2/5(日)
第15回 8ボールオープン男子)

2/11(土)~2/12(日)
全日本女子プロツアー第1戦女子)

2/19(日)
第17回 京都オープン

3/18(日)
第62回 全日本ポケットビリヤード選手権大会男子
第52回 全日本ポケットビリヤードB級選手権大会

3/25(日) 第12回
全日本学校対抗ナインボール選手権大会

3/31(土)~4/1(日)
第23回 関西ナインボールオープン男子
第23回 関西ナインボールレディースオープン女子)

4/8(日)
第12回 全日本ジュニアナインボール選手権大会(JOCカップ)

4/21(土)~4/22(日)
第24回 北海道オープン男子)

5/19(土)~5/20(日)
第23回 全日本女子オープン女子)

5/26(土)~5/27(日)
第36回 全日本アマチュア9ボール選手権大会
第28回 全日本アマチュア9ボールB選手権大会
第13回 全日本アマチュア9ボール女子級選手権大会

6/2(土)~6/3(日)
第25回 ジャパンオープン10ボール(男子
第25回 ジャパンオープン9ボール(女子)

6/6(水)
第46期 後期ポケットプロテスト

6/9(土)~6/10(日)
第37回 九州オープン男子)

6/23(土)~6/24(日)
第16回 四国9ボールフェスティバルオープン男子)

7/7(土)~7/8(日)
第40回 全日本オープン14-1選手権大会男子)

7/28(土)~7/29(日)
第16回 九州レディースオープン女子)

8/5(日)
第20回 ジュニアナインボール選手権

9/1(土)~9/2(日)
第28回 関東オープン男子)
第28回 関東レディースオープン女子)

9/22(土)~9/23(日)
第9回 中部スポーツビリヤードフェア
(第17回東海グランプリ・第12回東海レディースグランプリ・他)男子/女子)

9/30(日)
第67回 国民体育大会

10/6(土)~10/7(日)
第11回 全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会
第68回 国民体育大会記念大会

10/21(日)
第11回 奈良エキサイトオープン

10/27(土)~10/28(日)
第26回 北陸オープン 男子男子
第26回 北陸オープン 女子女子)

11/3(土)~11/4(日)
第60回 全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会

11/11(日)~11/18(日)
第45回 全日本選手権大会(10ボール国際オープン)(男子
第45回 全日本選手権大会(9ボール国際オープン)(女子)

12/5(水)
第47期 前期ポケットプロテスト


JPBA公式ホームページ
http://www.jpba.ne.jp/


2011年12月29日木曜日

JPBF(日本プロビリヤード連盟)2012年のスケジュール

スリークッションのプロ選手のプレーを目の前で見られるチャンスです。
これからスリークッションをやってみたいという人にもオススメです。

1/27(金)〜1/29 (日)
第69回全日本スリークッション選手権大会

2/11(土)〜2/12(日)
第18回東京オープン

3/1(木)〜3/4(日)
UMB 世界タッグ選手権大会

3/20(火/祝)
第14回 ニッカオープン

3/31(土)〜4/1(日)
第20回全関東バンド選手権大会

5/27(日)
第13回アダム レディース3Cエメラルドカップ

6/9(土)〜6/10(日)
第44回全日本カードル47/2選手権大会

7/1(日)
第62回全関東3C選手権大会

7/16(月)
第23回レディースオープン3Cトーナメント

8/5(日)
第32回東日本短距離フェスティバル

8/11(土)〜8/12(日)
第20回全日本バンド選手権大会

8/26(日)
第19回全日本レディース3C選手権大会

9/5(水)〜9/9(日)
UMB 世界シングル3C選手権大会

9/15(土)〜9/16(日)
第23回JAPAN CUP

10/7(日)〜10/8(月/祝)
第11回全日本シニア3C選手権大会

10/21(日)
第16回全日本プロバンド選手権大会

11/24(土)〜11/25(日)
【最終戦】アダムジャパン杯 第22回全日本プロ選手権大会

12/21(金)〜12/23(日)
UMB 世界 女子3C選手権大会


JPBFの公式ウェブサイト
http://www.jpbf.net/index.html


2011年12月28日水曜日

ビリヤードのキュー選び

ビリヤードの楽しみの一つはMyキューを持つこと。

デザイン、構造、性能、素材、メーカー、価格、などさまざまな要素を踏まえてキュー選びをしなければなりませんが、バリエーションが豊富なので楽しみながら選びたいものです。

以前、「最初はあまり極端に個性的なものではなく、オーソドックスなものの方が良いと思いますよ。」というプロ選手のアドバイスを頂きました。

なるほど。。。

やっぱりオーソドックスなキューは価格も手頃で、しかも多くの人に受け入れられる性能であれば、自分にも合う可能性は高いし、初心者の頃は基本動作もまだしっかり習得できていない状態だったりするので、まずはオーソドックスなキューで基本練習を重ねてから、自分の個性にあったキューを探すのが良いのかもしれません。

また、キューは「職人さんの作る工芸品」という側面もあり、有名なキューメーカーの多くは職人さんの名前そのものだったりします。気に入ったデザインのキューを見つけて、そのキューを大事に使うというのも、ある意味では正しいキューの選び方だと思います。

最後に、アフターケアのことも考えておきたいものですね。アダムやメッツのように日本のメーカーであれば、修理やクリーニングなどのアフターケアをお願いするのも比較的容易ですが、海外メーカーの場合には海外へ送付したりしなければならず、時間もコストも手間もかかってしまいます。しかも「ちゃんと届くかな?」「ちゃんと治してくれるかな?」などの不安もつきまとうので、その辺の心配をしたくなければ日本のキューメーカーのキューを選ぶのが良いかもしれません。

ちなみに、僕の好みのキューは、ポケット用なら昔ながらの剣ハギのキューで、新しいものであってもデザインは昔からあるタイプのものです。
スリークッション用なら、もともとデザインはタケノコハギのキューが一番好きだったのですが、最近はMusashiの剣ハギのキューが欲しいと思うようになりました。

好きなキューを持つことはあくまでも自己満足の一環かもしれませんが、好きなデザインのキューを持つ喜びと、それを大事にする気持ちからビリヤードが上達できればそれはそれで良いことだと思うので、好きなキューを見つけるのがとても大切だと思います。




2011年12月25日日曜日

ビリヤード上達のために

僕が考えるビリヤードの上達に欠かせないポイントの一つとして、「正しい知識の習得」があります。

目の錯覚があったり、勘違いなどもあって、ビリヤードを上手くなるためには、しっかりとした知識が必要になります。

プロからきちんとしたレッスンを受けていれば、間違いの無い知識を得る事はできますが、独学で正しい知識を得ようとすると、間違った情報や誤解してしまうかもしれません。

僕自身もビリヤード歴が長いにも関わらず、未だに「解らないこと」「知らないこと」は山ほどあって、ちゃんと勉強しておけば良かったと後悔することがしばしばあります。

そこで思い立ったのは「きちんとした本を読んでちゃんと勉強しよう」ということです。
有名プロ選手などが監修した本であれば、やっぱりきちんとした内容になっているでしょうし、そこに書かれている情報は、一度や二度のアドバイスやレッスンでは得られない、とても濃い内容になっているはず。

ゴルフスイングに比べて、ビリヤードのストロークは身体の動きが小さいために、なかなか失敗や間違いに気付きにくかったりするし、結果としてショットが成功していると、間違った構えやストロークでも正解と勘違いしてしまいがち。。。

僕も「いまさら」とは言わずにこれからしっかりとした知識を得るために、ビリヤードの本をしっかりと読んでみようと思っています。
どの本が自分に合っているのかな?現在のレベルによって課題や悩みはそれぞれだと思うので、色々な本の中から自分が探している答えがありそうな本を選んでみてくださいね。

2011年12月24日土曜日

格好良くて機能的なキューケースが欲しい!

ビリヤードの楽しみの一つはバリエーション豊富な道具の数々。

キューのハイテク化が進んだこの10数年の間に、アマチュアでもキューやシャフトを複数所有して使い分けることが一般的になっているようです。

プレーキュー、ブレイクキュー、ジャンプキューなどがあり、シャフトもハイテク、ノーマル、スペア、ジャンプなど2バット4シャフト+ジャンプキューが基本セットになっているようです。

また、スリークッションやバンドなどのキャロムビリヤードをプレーする人にとっては、ハイテクキューやハイテクシャフトが増えたために、ジャンプキューやブレイクキューは必要なくても、シャフトの数は増加傾向にあるのは同じようです。しかも上級者になるとマッセ用のキューも持っていたりするようなので、やっぱり最低でも2バット4シャフトは必須のようです。

そんな中で、自分なりに気に入るキューケースを見つけようと、色々と探してみているのですがなかなかデザインと機能の両面で気に入るキューケースが見つからないのです。もちろん、値段も大事なのであれこれ見ているのですが、「これだ!」というものはまだ見つけられていません。

特に、キャロム用のキューの場合、グリップにラバー(ゴム)を巻いているので、ポケット用のキューケースの中にはバットの太さが合わずに使えないものもあるので、キューケース選びは本当に難しいと思います。

素材も価格も色々とあって、硬い素材を使用した「ハードケース」と柔らかい素材を使用した「ソフトケース」があります。それぞれの特徴は下記の通りです。

ハードキューケース
素材:アルミ、プラスティック、木など
利点:キューを衝撃から守り、傷や損傷、漏水によるダメージを防いでくれる。
弱点:ケース自体が割れたりして壊れてしまう。重いものが多い。内容量の変更が不可能。

ソフトキューケース
素材:ビニール、合成皮革、本革、キャンバス布など
利点:軽いものが多い。キューやシャフトやグッズを多めに収納できる。
弱点:外部からの衝撃や水分により、ケース内のキューに傷が付いてしまうこともある。

価格も1000円程と安価なものから、100,000円近くにもなる高級なものまで値段もまちまちです。ですから、機能、デザイン、予算のバランスの中でその人にとって一番良いキューケースを選ばなければなりません。

主なキューメーカーは、自社ブランドのキューケースも販売しているので、初心者の人は最初はそういったものをキュー購入時に一緒に買うのが良いと思いますが、だんだんと本格的にプレーするようになっていったら、キューケースも機能やデザインを考えて購入するのが良いかもしれません。

Adam/アダムのキューケース(一例)

MEZZ/メッツのキューケース(一例)

主なキューケースメーカーは下記の通りです。

アダムジャパン
http://www.adam-japan.com/
メッツ
http://www.miki-mezz.com/
ジョーポーパー
http://www.porper.com/
インストローク
http://www.instroke.com/
ジャスティス
http://www.justiscases.net/
ウィットン
http://whittencases.com/Welcome.html
ロンゴーニ
http://www.longonicues.com/

2011年12月23日金曜日

正しい選択肢を選ぶのも腕のうち

このところ、スリークッションもポケットも不調続き。

その原因として考えられるのは「練習不足」。
ビリヤード以外にも仕事や勉強などほとんどのアマチュアは練習不足になってしまいがちなので、そこはある程度仕方なしとしなければなりません。

でも、不調の原因の全てが練習不足であるとは限らないのです。
知らず知らずのうちに悪いクセが出ていたりすることもあるでしょうし、勘違いや間違った知識によって混乱しているのかもしれません。

最近、スリークッションは特に不調が酷くちょっと悩んでいたのですが、僕の状態を見たプロにワンポイントアドバイスを頂きました。

そのアドバイスはおおまかに言えば「成功率の高い選択肢を選ぶことを心がけましょう」というものでした。スリークッションの場合、得点できない状態が続く場合の多くは、「難しい玉を撞いている」ということが多く、自分の場合にはまさにその状態に陥っていたのです。

1. 的(まと)が広い形を選ぶこと
狙い通りのコースから多少ズレたとしても得点できる可能性があるからです。

2. 厚みが半分くらいで当てられる形を選ぶこと
手玉のコースを安定させやすく、狙い通りに得点できる可能性が高いからです。

3. ひっかけやテケテケなどの有無の確認
一見すると難球に見える配置でも、以外と確立高く得点できる可能性が高いからです。

4. 厚みの操作によって狙う球を選ぶこと
これは一番技術的に難しいことなので、最後の選択肢とした方が良いとのことです。

20年以上もビリヤード歴があるけれど、こういった基本的なアドバイスがとても自分にはありがたく感じられます。やっぱり「わかっているようで、わかっていない」ということも多いし、自分の技術を過信してしまうこともあったりして、結果的に「難しく狙って外してしまう」という悪循環に気付かないでプレーして、調子を悪くしてしまっているのかもしれません。

特に「上手いと言われたい」「ナイスショット!と褒められたい」という気持ちなどが、難しい狙い方を選択してしまったりするのでしょう。

常に「基本をきちんと踏まえ、できるだけシンプルにプレーすることを心がけ、余計なことは考えないようにする」ことが重要だと思いました。


そして、正しい知識は上達に欠かせないだけではなく、自信を持ってビリヤードを楽しむためにも必要不可欠なのだと改めて思います。「これで良いのかな?」なんて半信半疑でプレーしていると、試合などでプレッシャーがかかっている時にはその不安材料が大きな作用をする可能性があります。

僕自身も、練習を積むことで上達したいと思っていますが、それと平行して正しい知識を得るための学習もしっかりやっていこうと思います。

2011年12月21日水曜日

OBシャフトを購入しました。

おととい、OBシャフトを購入しました。

OBシャフトとは。。。(http://www.obcues.com/
詳しいことはOBキューのウェブサイトでご確認頂ければと思うのですが、いわゆる「ハイテクシャフト」の一種です。



ハイテクシャフトには「プレデター314」「メッツハイブリッド」「アダムACSS」などが有名ですが、要するに右や左を撞いた時にボールが狙いよりも右や左へ飛び出してしまう誤差を少なくして、より正確なショットをしやすくなるようにと開発されたシャフトのことです。

スピンをかけて狙い通りの場所へ手玉をコントロールするために、左右上下さまざまな場所を撞きますが、左右をよくひねろうとすると手玉が狙いよりも若干左右にズレ(飛び)によって失敗してしまうことが多々あります。

従来のキューを購入した時に付いてくるシャフト(今ではノーマルシャフトと呼ばれています)を使用している時には、この左右にズレてしまう幅が大きく、そのズレを見越して狙いを定めていました。このひねった時の飛びによるズレの範囲を予測することを「見越し」と呼んでいますが、この見越しは、キューやシャフトによっても異なる上、撞き方によっても大きく異なるため、正確なショットをする上でとてもやっかいな現象です。

そんな世界中のプレーヤーの悩みを軽減するのがこの「ハイテクシャフト」なのです。

ノーマルシャフトが木材から削りだされたものであったのに対し、ハイテクシャフトはいくつかの素材を組み合わせて作られていたり、独自の構造で組み立てられていて、左右をひねった時の飛びを抑えることができるのです。これにより、狙い通りに手玉をコントロールしやすくなり、ショットの成功率を上げることが可能になってきているようです。

それぞれのハイテクシャフトにも個性があって、好みは分かれるようですが、この10年くらいの間にすっかり一般的になったようです。もちろん、ハイテクシャフトよりもノーマルシャフトの方が好きだという人もいるので、どちらの方が良いとは言えないかもしれません。でも、良質な木材が枯渇してきているという時代背景もあって、今後は今まで以上にハイテクシャフトが主流になっていく傾向が強いのだろうと思われます。


話は僕のOBシャフトに戻ります。
20年以上使っているポケット用のアダムのキューに合うキャロム用のシャフトを買って、スリークッションを撞きたいと考え、プロのアドバイスと協力を頂いてOBシャフトを購入しました。



早速撞いてみましたが、やっぱりひねった時でも、狙った厚みに球を当てやすいと感じました。やっぱりスゴイですね、ハイテクシャフトって。
とは言え、キューやシャフトが高性能でも、自分のストロークや構えの問題などによる失敗は引き続き発生するので、シャフトに慣れることも大事ですが、腕を磨くことが必要なのは言うまでもないということですね。


ゴルフも「道具が良ければ楽に良いショットが打てる」とか「道具が良ければスコアが良くなる」と言われていますが、ビリヤードも同様に「キューやシャフトの性能が良ければ、ショットの成功率が上がる」という時代になっているんですね。

OBキュー
http://www.obcues.com/
プレデターキュー
http://www.predatorcues.jp/
メッツキュー
アダムジャパン
http://www.adam-japan.com/

【ADAM スペアシャフト】ACSS Proシャフト
【ADAM スペアシャフト】ACSS Proシャフト
価格:24,360円(税込、送料別)

最後に、シャフトについて詳しく知りたいという方にビリヤード専門雑誌「CUE'S」でシャフトについて詳しく特集されている号があるので、興味のある方は参考にしてみて下さいね。


2011年12月19日月曜日

ビリヤードの調子が悪い時

ビリヤードは不思議なくらい、調子が良い時と悪い時の差が激しいものですね。

簡単に自己ベストが更新できることもあれば、自己ベストに遠く及ばない結果しか出せない日々が続くこともあります。

原因は「技術」「メンタル」と「状況判断」の三つなのでしょうか?
有名プロの本などにも、色々なアドバイスが書かれていますが、一度調子を崩してしまうとなかなかスランプから脱出できなかったりするので、僕自身もいつもその原因などを考えています。

そこで、プロの方々や上級者の方であれば、とっくにクリアしていることでも、初級者と中級者には、なかなか気付きにくいこともあるかもしれないので、僕なりに気にしていることや考えていることをお話したいと思います。

「練習不足」の可能性
練習不足の時は無理せず、基本的なことに集中してプレーすることを心がけます。難しい球よりも、簡単な球を確実に撞くことを心がけていくことで、感覚が戻って来て調子が良くなることがありますね。

「目線の変化」の可能性
知らず知らずのうちに、構えが高くなっていたり、目線が高くなっていることで、狙いが定まらずに失敗してしまうことが時々あります。靴底の厚みが違うもの(ブーツなど)が原因だったり、テーブルの高さがお店によって違ったりするということもあるかもしれません。

「ヘッドアップ」の可能性
失敗への不安から結果を気にするあまり、球を撞く瞬間やその前に顔や頭が上がってしまうことがあります。キューミスしたりする時の原因としてもよくあります。

「コンディションの違い」の可能性
いつもと違うお店であれば当然ですが、明るさ、ラシャの状態や種類、テーブルの状態や種類、ボールの状態や種類、チョークの種類、キューの状態や種類、タップの状態や種類などなど。上級者にはすぐにわかることだったりするのかもしれませんが、初級者や中級者にはわからないかもしれません。

「集中力欠如」の可能性
周囲の環境が原因の場合もありますが、自分自身にその原因があることもあります。風邪などの体調不良や薬の副作用もあるでしょうし、寝不足も影響すると思います。疲労や不安などビリヤードとは直接関係のないことが集中できない理由になることもありますね。

「ストロークの緩み(ゆるみ)と力み」
球の強さをコントロールしようとする場合によく起こることですが、撞く瞬間にストロークを緩めてしまったり、力んでしまうことによる失敗です。力む方が自覚しやすいのですが、僕の場合には緩む方の失敗が多いと感じます。「しっかりと撞く」のが大切なんですね。

この他にも、色々と注意点はあるのはご存知の通りなのですが、僕の場合には調子が悪いと感じる時、失敗が多いと感じる時にはこれらがその原因を作っていることが多いのです。

こんなことを考えてみてから、プロ選手を見ると、「やっぱりプロってスゴイなぁ」と改めて思いますね。


2011年12月18日日曜日

ハスラー2のブームの後

僕は1992年から1995年までロサンゼルスへ語学留学へ。
留学した当時は英語が全く喋れなかったので、友達を作る上ではビリヤードがとても役に立ちました。いくつかのビリヤード場へ足を運び、ハウストーナメントに出場して、顔見知りを作り、だんだんと友達ができるようになりました。



当時もたいして上手くはなかったけれど、マイキューを持ってハウストーナメントに出てくる英語の下手なアジア人は、よくも悪くも目立つことがあって、知り合いや顔見知りとカタコトの英語を喋りながらビリヤードするのはとても楽しかったです。

1995年に帰国してから1〜2年は近場のビリヤード場で5-9したりしていましたが、その後の就職活動や就職後は全くと言ってい良い程ビリヤードをする時間が無く、気持ちの上でも仕事に没頭していたので、キューを触る機会すら皆無の状態となりました。

そして今年。。。

3月の震災の後で、自分の部屋の整理整頓をしている時に、久しぶりにキューケースの中のキューを取り出してみて、「せっかくのマイキューなんだから大切にしよう」と考え、アダムへクリーニングに出す事にしました。20年以上前のキューですが、ピカピカになるとのことだったので、糸巻きの交換と表面のクリーニング(塗り直し?)をお願いすることにしました。

アダムのキューをクリーニングするのと同時に、どうせならキレイにしたキューも使いたいし、どうせならスリークッションを再開したいと考えました。でも、自分がビリヤードから離れていた15年くらいの間に、キューは大きな進化を遂げていました。

その一つは何と言っても「ハイテクシャフト」の出現です。ノーマルシャフトしか無かったので、ACSSや314やOB-1などのハイテクシャフトのことは全く知りませんでした。そして、もう一つが「バット」そのものです。シャフトと同様にさまざまな進化を遂げていて、アダムからはムサシなどが発売されていました。

僕の知識は1995年前後で止まっていたので、ポケットキューは4剣ハギ、キャロムキューはタケノコが主流という認識で、キャロムキューは木ネジであるものだとばかりだと思っていました。

「浦島太郎状態になってしまった自分には、まず正しい情報の入手が必要だ!」

そこで、比較的自宅から近い都内の老舗、「コビービリヤード」へ行くことにしました。20年以上前に何度か行った事がある小林プロのお店。キューのクリーニングや新しいキューを買うことについても正しいアドバイスがもらえるだろうし、スリークッションを再開には最適なお店だろうと思いました。

都内には他にも良いお店はあちこちにあると思うけれど、やっぱり間違いの無いアドバイスがもらえるというアドアンテージは素晴らしいと感じています。スリークッションも20数年振りに再開することができたし、キューやシャフトやタップなどについても色々とアドバイスを貰えました。本当に道具の進化が凄い!それに気付くまでは、古いデザインの古い素材のキューをビンテージとして珍重していましたが、今後はそれ以外にも新しくて性能の良いキューやシャフトも欲しいと思うようになりました。

ビリヤードにはさまざまな楽しみがあって、「上達する」「道具に触れる」「人と知り合う」などの魅力があります。約15年間のブランクはあったけれど、久しぶりにその魅力に触れて、改めてビリヤードって楽しいなって思いました。



2011年12月17日土曜日

ハスラー2がきっかけだったよね

もう20年以上も前のバブル時代(バブル直前だったかも)の話。

当時高校生の僕が生まれて初めて行ったビリヤード場は都内のとある昔ながらの小さなお店。

映画で観たトムクルーズとポールニューマンが格好良くて、ビリヤード場へ行ってみたら、お店の店主に「ビリヤードはまず四つ玉で基本を覚えること」と言われ、穴の無いテーブルへと案内されました。

ブリッジ、ストローク、厚み、押し玉、引き玉、何もかもが難しかったけれど、あっという間にその面白さに魅せられました。

ビリヤードブームの時代には、どこのビリヤード場へ行っても「待ち時間」は当たり前で、1時間や2時間待ってもビリヤードがしたかったものです。
バブルだったこともあって、一時間1000円を超える料金のお店もあったり、ビリヤード場というよりも、お洒落なバーという雰囲気のお店もありました。

そんな中で、ビリヤードが上手な人が増えて来て、マイキューを持っている人も増えていきました。当時はアダムの他にマクダモットやメウチを持っている人が多く、今では考えられない程の高値が付いていたように思います。(為替レートの違いも大きいですね)当時は学生で高価なキューを買う事ができなかったので、マイキューを持っている人がとても羨ましかったですね。当時のキューケースは木製のハードケースで、中には赤い布が敷いてあるものがほとんど。アタッシュケースをカチャって開けるようにキューを取り出す姿すら格好良く見えたものです。

ビリヤードにハマって一年近くしてくると、「マスワリ」が出るようになりました。(9ボールで全ての玉を入れて勝つ完全勝利ですね)当時の僕はこのマスワリという言葉を知らず、突き抜き9連発!と呼んでいました。今考えると信じられないくらいダサいネーミングでしたけど、それくらい知識もありませんでしたね。

9ボール以外のゲームで唯一8ボールは知られていましたけれど、その他のゲームはほとんど知られておらず、ルールもかなりテキトーだったりしました。


とにかく、今のようにインターネットも無いし、ビリヤード場の経営者もビリヤードブーム以前にはビリヤードと全く関わりのない業種だった人が多かったため、正しい情報はとても限られていて、今思えばかなりいい加減だったことも多かったように思います。

ビリヤードブームから3年、5年と時間が経つと、ビリヤードブームは去って行き、ビリヤード場で待つということも無くなって行きました。

その一方で、常連客というビリヤード場に足しげく通うビリヤード好きがどこのお店にも出現するようになります。また、5-9や3-5-7-9などが人気となって、3人以上の人数で撞く「大勢撞き」が人気になっていました。また、トーナメントも数多く開催され、プレーヤー数も増え、上級者も増えるました。僕はどちらかと言うと前者の方に一生懸命で、心臓バクバクしながら毎日ビリヤードばっかりの生活でした。

その後、スリークッションができるお店でお店の人に誘われてスリークッションを初めて撞いて、ポケットとはまた違う魅力に魅せられました。残念ながら約半年後にはそのお店が閉店してしまったため、それ以降はスリークッションを撞く機会がなくなってしまいましたが、その半年間で僕にとってスリークッションの魅力は、一生忘れられないものとなりました。


つづく。。。

2011年12月16日金曜日

ビリヤードを再開!

ビリヤード歴は22年と長く、ハマった趣味の中では一番長く楽しんでいます。この10年くらいは仕事が忙しくほとんど楽しむヒマが無かったけれど、最近になって久しぶりにスリークッションを再開しています。

持ち点はおかげさまを持ちまして2011年11月より「16点」になりましたが、まずは早く20点になれるように頑張りたいと思ってます。

使用しているキュー

ヘルムステッター/アダム 80年代のJim Rempiシリーズ「JR-11」 (Prince)

ヘルムステッター/アダム 80年代のRHシリーズ「RH-6」

ヘルムステッター/アダム 90年代のCCS(Carl Conlon Special)シリーズ

新しく買いたいと思っているキューは「アダム/ムサシ」「タッド」「リチャードブラック」など。腕前は全然追いつかないけれどキューは好きなんですよね。

よく利用するビリヤード店は「コビービリヤード」(最寄り駅は西武新宿線「野方駅」) です。https://plus.google.com/u/0/112014486899174621345/posts

へなちょこ級でも良かったら一緒に撞いて下さいね。
mixiやtwiterもやっているので、良かったらそちらも宜しくお願いします。